V型スマートグリル

こんにちは!
ソロキャンパーの”いがみ”(@earth_indoor)です。

今回は、キャプテンスタッグのV型スマートグリルミニを紹介します。
開くだけで使える焚き火台なので、設営の時間を短縮できるのが特徴ですね。

V型の焚き火台としてはUCOが有名ですが、そちらのコピー商品で7割くらいの価格で購入することができます。

キャプテンスタッグは有名メーカーですから、粗悪な中華製と違って安心して使えますね。

V型スマートグリルのスペック

V型スマートグリルのスペック

基本的なスペックは、以下の通りです。

V型スマートグリルのスペック


サイズ(組立時):幅235×奥行185×高さ210mm
サイズ(収納時):幅310×奥行210×厚さ40mm
重量:900g

サイズ感は、めちゃくちゃ小さいですね。

ソロ用の焚き火台なので、あまり大きな薪を入れることはできません。
フルサイズの薪はカットしないといけませんから、それは少し面倒かもしれないです。

専用ケース

専用ケースも付いており、ケースに入れるとセカンドバッグと同じくらいの大きさとなります。
ただ、かなり大きめのケースとなっていて、実質のサイズはもう少し小さいです。

これくらいの大きさなら、バッグの片隅にも入るのでかなりコンパクトといえますね。

V型スマートグリルのメリット

軽量・コンパクト

軽量コンパクト

先述したように、かなり軽くてコンパクトな焚き火台です。

重量は1kgを切っていますし、片手で持てるくらいのサイズ感のため、手軽に持ち運ぶことができますね。

登山をする人でも、これくらいのサイズならバックパックに入れることができるでしょう。
コンパクトな焚き火台を求めている人には、かなりピッタリだと思います。

スピーディ

設営がスピーディ

展開の速さも特徴で、脚を開くだけで完成します。
慣れてくると30秒くらいで設営できますし、これくらい簡単な焚き火台は見たことないレベルですね。

撤収するのも簡単ですから、キャンプ場のチェックアウト時間が差し迫っていても、スピーディに片づけることができます。

キャンプは設営と撤収で多くの時間を取られるので、手軽に使える焚き火台はとても重宝しますね。
すごく使い勝手のいい焚き火台だと思います。

五徳が使いやすい

五徳が使いやすい

この焚き火台は、焼き網以外にも五徳が付いています。

この五徳は焚き火台の半分くらいのサイズとなっており、左右にスライドすることができますね。
火力の調整がしやすいですし、燃料の補給も簡単に行えるわけです。

細めの網を置けば両サイドで調理もできますし、色々な使い方をすることができるでしょう。

V型スマートグリルのデメリット

燃料の工夫が必要

燃料の工夫が必要

焚き火台のサイズが小さいので、大きな薪はカットしないと入れることができません。
のこぎりを用意しないといけませんし、これは少し面倒となりますね。

また、網を載せると隙間がなくなってしまうため、薪を補充することが不可能になります。
鍋を置いたまま網を持ち上げるのは危険ですし、調理中の燃料補給はやめた方がいいですね。

網を使うのであれば、炭などを使用するのがいいと思います。

燃焼効率の悪さ

燃焼効率の悪さ

内部にロストルが付いていないため、空気の入りがあまりよくないです。
十分に空気を取り込めなければ、不完全燃焼となってしまいますね。

また、底面が細くなっていますから、灰が溜まりやすいです。
灰が溜まるとますます空気が入りにくくなってしまい、燃焼効率が悪くなってしまうでしょう。

メンテナンスしにくい

メンテナンスしにくい

部品の多くが連結されているため、洗いにくいです。
つなぎ目に灰が溜まって汚くなりますから、長く使っていると汚れが目立ってしまうかもしれません。

キレイ好きの人は、すべての部品を分解できるタイプの焚き火台を使うことをお勧めします。

V型スマートグリルで料理してみた感想

実際にキャンプでの使用感を検証してみようと思います。

薪を補充しやすい

上が大きく開いているので、薪などを入れやすいですね。
フルサイズの薪が入らないため、薪をカットするのがすごく面倒です。

四隅が覆われていて風が入らないので、火吹き棒などを使って風を送り込む必要があります。

炎が安定する

炎が安定すると、かなりよく燃えました。
真上に炎が立ち上がってくれるので、料理をするには向いている焚き火台です。

料理がしやすい

料理をしてみましたが、五徳の使い勝手が良かったですね。
片方に薪を大目に配置することで、強火と弱火を使い分けることができます。

この辺は、かなり使いやすいと思いました。

V型スマートグリルとカマドグリルB5型との比較

カマドグリルとV型スマートグリルの比較

同じキャプテンスタッグから販売されている、カマドグリルB5型と比較していきます。

カマドグリルB5型は、私がメインで使っている焚き火台です。
料理から焚き火まで何でもこなせる万能型の焚き火台で、愛用者が非常に多いですね。

料理のしやすさについて

料理のしやすさ

料理については、カマドグリルの方がやりやすかったです。
横から薪を入れるタイプなので、料理中でも問題なく燃料を補給することができます。

そして、ロストルが付いていますから、空気が効率よく取り込まれて薪がよく燃えるわけです。
燃焼効率が高いために、お湯を沸かすときなども短時間で沸騰できるでしょう。

灰受けの高さ調節もできますから、炭を使って調理するときも適切な高さにすることができますね。

焚き火のしやすさについて

焚き火のしやすさ

焚き火は、V型スマートグリルの方がやりやすいです。
左右対称の形をしているので、どこからでも炎が見えます。

四隅が覆われていますから、風が吹いても消えにくいですし、焚き火をするにはかなり使いやすい焚き火台といえますね。

設営のしやすさについて

設営のしやすさ

設営のしやすさは、V型スマートグリルの方が早いですね。
脚を開くだけのため、設営には1分もかかりません。

カマドグリルの方が部品の点数が多いので、少し手間がかかってしまいます。
設営が簡単な焚き火台を求めているなら、V型スマートグリルはもっともスピーディーに設営できるといえるでしょう。

以上、キャプテンスタッグのV型スマートグリルを紹介しました。

小型で設営も簡単なので、バイカーなどにもおすすめの焚き火台です。
料理も焚き火も楽しみたいのであれば、すごく使いやすいといえますね。

1つあるといろいろな場面で活用することができるでしょう。

動画でも解説しているので、以下からもどうぞ!