こんにちは!
ソロキャンパーの”いがみ”(@earth_indoor)です。
キャンプの醍醐味といえば焚き火ですが、晴れている時しかできないのは困ったものですよね。
雨が降るとタープの下に避難しないといけませんし、そこで焚き火をすると火の粉でタープが溶けてしまいます。
タープの多くが化学繊維でできていますから、炎には弱いわけです。
でも、雨の日であっても焚き火がしたいですよね。
そこで見つけたのがコットン素材のタープで、綿が含まれているために燃えにくくなっています。
これなら火の粉が当たっても穴が開かないですし、燃え広がったりもしないでしょう。
タープの下でも、問題なく焚き火をすることができます。
今回は、DODのポリコットン製ヘキサタープを買ったのでレビューしていこうと思います。
DODのポリコットン製ヘキサタープのスペック
DODのタープは、コットン素材のタープの中ではリーズナブルで手が出しやすいです。
有名メーカーだったので、購入してみました。
基本的なスペックは、以下の通りです。
サイズ:(約)W420×D420cm
収納サイズ:(約)W55×D14×H14cm
重量:(約)3.0kg
最低耐水圧:350mm
材質:ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%)
付属品は、タープ本体と長いロープ・短いロープが4本ずつとなっています。
キャリーバッグもあるので、すべてを入れて持ち運ぶことができますね。
ポールとペグは付いていませんから、自分で用意しないといけません。
ポリコットン製ヘキサタープの組み立て
設営の方法は、普通のタープと全く同じです。
両端の2か所をポールで立ち上げて、4隅にロープを張ってペグダウンします。
コットン製なので、持ち上げる時にかなり重たかったですね。
ナイロン系のタープを使っている人からすると、ビックリするくらいの重さだと思います。
タープを張ったことがある人なら、誰でも問題なく使えるでしょう。
ポリコットン製ヘキサタープのメリット
タープ下での焚き火ができる
何といっても、タープの下で焚火ができるのが大きなメリットです。
ポリコットン素材ですから、火の粉が飛んでも穴が開きにくくなっています。
雨の日でも日差しが強い日でも、安心して焚き火をすることができますね。
全天候型のタープですから、オールシーズンで使用することができるでしょう。
色々なバリエーションができる
すべての角にハトメとループが付いているので、色々なバリエーションの設営をすることができます。
すべての角にポールを立てれば、巨大な屋根を作ることが可能です。
大人数のキャンプでも、対応することができますね。
ポールを4本使うことで、大きな屋根と目隠しの壁を作ったりもできます。
状況によって設営方法を変えれば、かなり色々な場面で対応できるでしょう。
結露しにくい
ポリコットン素材は、水分を吸収しますから表面に水滴が残りにくいです。
朝起きてタープがビチョビチョになっていることも無いですし、片付けをするときにはものすごく楽ですね。
タープを拭かなくても良いので、撤収の手間を大幅に減らすことができます。
高級感がある
ビニール系の化学繊維のタープだと、テロテロ感があって安っぽく見えることがあります。
風でバタバタ音を立てるので、あまりスタイリッシュではありません。
でも、コットンはビンテージ感がありますから、パッと見で高級っぽく見えるというメリットがありますね。
重量があって風でもなびきにくいので、落ち着きのある印象を与えることができるでしょう。
ポリコットン製ヘキサタープのデメリット
重い
タープとしては重たい部類で、3kgもあります。
コットン素材は化学繊維よりも重たいですから、仕方ない部分はありますね。
同じサイズのナイロンタープと比べると、3倍くらいの重さです。
徒歩や自転車キャンパーであれば、持ち運びには苦労するかもしれません。
大雨に弱い
コットン素材は水を吸収するので、雨には強くありません。
耐水圧は350mmしかなく、大雨が降ると浸水する可能性があったりしますね。
耐水圧とは防水性能のことで、ポリエステルのタープで1,500mm、レインコートで10,000mmくらいが標準です。
これらと比較すると、350mmがいかに少ないかが分かると思います。
小雨だったら問題ありませんが、あまりにも雨が強い日には使用を控える方が良いでしょう。
乾きにくい
雨や結露を吸収する素材ですから、完全に乾くまでに時間がかかります。
ナイロン系であれば水滴を払えば数分で乾燥しますが、コットンだと日光に当てて数十分は掛かるでしょう。
よく乾かさないとカビが生えるので、取り扱いには注意しないといけません。
急いで撤収する場合には、家に帰ってからベランダなどで干すことをおススメしますね。
ループが小さい
すべての角にループが付いていますが、それが小さいのでロープが入りにくくなっています。
太いロープだと入らない場合もあると思うので、そこは注意しないといけません。
カラビナなどを通しておくと、かなり便利に使えるはずです。
実際にタープの下で焚き火をしてみた
コットン素材が火の粉に強いことは分かりましたが、本当に焚き火ができるのかが気になるところですよね。
なので、実際に焚き火をしてみました。
ピコグリルを使って、タープの下で薪を燃やしてみます。
かなりの勢いで火の粉や煙が上がっていますが、タープ自体は無傷ですね。
穴が開く気配は、全くありませんでした。
これなら、実際のキャンプで使っても問題はないと思います。
以上、DODのポリコットン製ヘキサタープの紹介をしました。
やはり、雨の日でも焚き火ができるのは、ものすごく嬉しいことだと思います。
このタープがあれば、キャンプの自由度はかなり上がるはずです。
これからメインで使っていきたいと思えるタープでした。
動画でも解説しているので、以下からもどうぞ!