こんにちは!
ソロキャンパーの”いがみ”(@earth_indoor)です。
今回は、ダイソーから販売されているメスティンを紹介します。
これが発売されたのは半年くらい前なんですが、家の近くのダイソーではずっと売り切れ状態でした。
なので、買うのは無理かなと思って諦めていたのですが、たまたま見つけたので購入することができましたね。
本家のtrangiaのメスティンが定価で1,800円くらいなのに対し、ダイソーのは500円という価格です。
1/4くらいの価格で買えるので大丈夫かなという感じですが、ちゃんと使えるのかどうかを調べてみようと思います。
ダイソー メスティンの概要
まずは、箱の外観から見ていきましょう。
熱伝導率の高いアルミ製だから
ご飯がムラなくふっくら
おいしく炊けます。
本家のメスティンもアルミ製なので、この辺は同じですね。
見た目の形状もほぼ同じですから、使い勝手にも大差ないでしょう。
簡単!火力調整いらずの半自動炊飯
コンパクトストーブやアルコールストーブなども使えます。
炊飯以外にも、炒め物や煮込み料理、スタッキングなどの用途にも使えるようです。
中身を出してみましたが、かなり軽いですね。
蓋を開けた感じですが、本家のtrangiaよりも密閉性は低そうです。
ガバガバで簡単に開きますから、ご飯を炊いたときに何か差が出るのかもしれません。
ご飯の炊き方マニュアルが入っていました。
コンパクトストーブを使った炊飯方法が記載されており、これを見れば初めてであっても上手くご飯が炊けるはずです。
固形燃料25gが推奨されていますが、これはダイソーで販売されているものを想定しているのでしょう。
内部は至ってシンプルで、メモリなどは付いていません。
ハンドルは、簡単に取り外すことができます。
ゴムのグリップですが、少しベタベタして触りにくいです。
本家のtrangiaはバリが多くて危ないのですが、ダイソーのメスティンは全くバリがありません。
ヤスリで削る必要もないので、この辺は楽ですね。
ダイソーとトランギアのメスティンを比較する
右側がダイソー、左側がトランギアですね。
見てのとおり、大きさは全く違います。
ダイソーの方が一回りくらい小さく、コンパクトな設計です。
ダイソーの方が小さいですが、重さはあまり差がないように感じますね。
重さをはかってみると、トランギアが154g、ダイソーが122gでした。
30gくらいの差ですが、ほとんど誤差といって良いかなと思います。
大きさについて比較しましょう。
trangia:W9.5×D16.5×H6cm
ダイソー:W8×D15×H5.5cm
ダイソーの方が一回り小さい感じですが、これで米一合を炊くことができます。
携帯性を考えるなら、ダイソーの方が持ち運びしやすいかもしれません。
ただ、蓋を締めたときの密閉性はトランギアの方が優れており、ダイソーの方は触るとグラグラしてしまいます。
ハンドルを固定するリベットですが、トランギアは2本、ダイソーは3本で固定されていますね。
トランギアは米を入れてリベットの真ん中まで水を注ぐと、丁度いい感じで米を炊くことができます。
ダイソーの方は目印がなさそうなので、これは少し困りました。
メスティンを買ったらシーズニングをしよう
メスティンを買ったら、儀式と呼ばれることをしないといけません。
それは、バリ取りとシーズニングですね。
ダイソーに関しては、バリ取りはしなくても良さそうです。
縁の方はツルツルしていますから、ヤスリで削ったりする必要はないと思います。
シーズニングだけは、しっかりとやった方が良いです。
シーズニングをする理由としては、以下の3つがあります。
- お米を炊いたときに焦げ付かないようにする
- アルミの臭いを取り除く
- アルミが変色するのを防ぐ
ちゃんとシーズニングをすれば、長く使うことができるので必ずやってください。
まずは、しっかりと洗剤で洗いましょう。
鍋に米の研ぎ汁を入れて、15分ほど煮込みます。
あとは、水で濯いで乾かすだけですね。
注意点ですが、シーズニングをした後は、洗剤で洗ってはいけません。
洗剤で洗ってしまうと、せっかくのコーティングが取れてしまうからです。
料理をした後も同じですね、洗剤を使わずに水洗いだけで済ませます。
ダイソーのメスティンでお米を炊いてみた
それでは、実際にお米を炊いてみましょう。
米一合に水を200ml入れてみました。
メスティンが小さいので、かなりヒタヒタになりますね。
このまま炊くと吹きこぼれそうですし、少し不安です。
炊き方マニュアルと同じように、コンパクトストーブに固形燃料をセットして点火しました。
15分くらい炊いていますが、やはり吹きこぼれていますね。
かなりの水が溢れてしまいました。
周りが汚れてしまうので、キャンプで使う場合には近くに何も置かないことが大切だと思います。
あとは、裏返してタオルに包んで蒸らすだけです。
10分ほど蒸らしたら完成ですね。
しっかりと炊けましたが、かなりパンパンになってしまいました。
ご飯自体はふっくらしていて、ものすごく美味しかったです。
以上、ダイソーのメスティンを紹介しました。
本家のtrangiaよりも一回り小さくてコンパクトですが、お米を炊く性能に関しては申し分ないと思います。
実際のキャンプであっても、問題なく使えるんじゃないでしょうか。
ただ、水の吹きこぼれが激しいので、これは注意しないといけません。
500円なら買って損はないと思いますし、かなりお買い得な商品だと思いました。
動画でも解説しているので、以下からもどうぞ!