こんにちは!
ソロキャンパーの”いがみ”(@earth_indoor)です。
今回は、バンドックのパップテント、ソロベース(BDK-79TC)を買いました。
かなりリーズナブルな金額で買える軍幕で、Amazonでも大人気の商品ですね。
無骨でかっこいいデザインですし、男性であれば誰もが欲しいと思うはずです。
おしゃれで華やかなテントとは正反対ですが、キャンプ上級者であれば使いこなせるとカッコいいでしょう。
ここでは、ソロベースのメリットやデメリット、使い勝手などを紹介します。
BUNDOK ソロベース(BDK-79TC)のスペック
ソロベースのスペックは、以下のとおりです。
サイズ(フライ):W360xD190xH110cm
サイズ(インナー):W190xD85xH100cm
サイズ(収納時):W40xD20xH20cm
重量:4.4kg
実際に設営した感想ですが、思った以上に大きかったですね。
フライシートの横幅が360cmもありますし、中も広々としていました。
注意点なのですが、Amazonのレビューを見ると部品の欠品が多いようです。
なので、購入した人は、最初に部品が全て揃っているかを確認しないといけません。
内容物としては、以下のとおりです。
- フライシート:1枚
- インナーテント:1枚
- 長いポール:2本
- 短いポール:2本
- ロープ:6本
- ペグ:18本
- エンドキャップ:2個
BUNDOK ソロベースの設営方法
フライシートの設営
まずは、フライシートを地面に広げていきます。
前後が逆にならないように、気をつけないといけません。
ファスナーが付いている方が前になります。
サイドのファスナーを開けると、広げやすくなりますね。
広げたファスナーのトップに穴があるので、短いポールを通します。
二股ロープを通してペグダウンしましょう。
自在金具を開放して、ポールを立ち上げます。
反対側も同じようにすると、きれいに立ち上がりました。
あとは、6箇所のループにペグダウンして完成です。
そこまで難しくないので、慣れれば10~15分くらいでできると思います。
インナーテントの取り付け
前方のタープを広げる方法ですが、前のファスナーを2箇所開きます。
ポール用の穴があるので、長い方のポールを通してロープをペグダウン。
メチャクチャ簡単ですね。
インナーテントの取り付けも簡単で、上部にバックルがあるので装着します。
バックルは天井に2箇所、奥に2箇所あるので、全て連結しましょう。
前にはループがありますから、2箇所をペグダウンします。
インナーテントは正面が平らになるので、見栄えはすごく良いですね。
BUNDOK ソロベースはバリエーションが豊富
ソロベースはいくつかの設営方法があり、状況によって使い分けることができます。
まずは、横を開いたバージョンですね。
風通しが良くなるので、夏場などの暑いときに有効です。
次に、タープなしのバージョンです。
天井を巻き上げたスタイルで、開放感が欲しいときにピッタリでしょう。
夜中だったら、テントで寝ながら星を見ることができます。
星がキレイなときには、このスタイルで寝れば良いのかなと思いますね。
BUNDOK ソロベースの6つのメリット
遮光性が高い
ポリコットン製なので、光をほとんど通しません。
この日は日差しが強かったのですが、幕内は真っ暗でしたね。
かなり濃い影ができるので、日中でも涼しく過ごせるはずです。
普通の化繊のテントだったら、光を通してしまうので紫外線をカットできません。
夏場だと大量に汗をかきますし、体力も失ってしまうわけです。
日陰でのんびりしたいのなら、かなり使いやすいテントだと言えます。
設営がしやすい
フライシートは2本のポールで立ち上げるだけなので、すごく簡単です。
慣れれば10分ほどで設営できますし、初心者でも扱いやすいテントだと思います。
設営が難しいテントは時間がかかってしまうので、すごく大変なんですよね。
キャンプ中にゆっくりしたいなら、設営はできるだけ早く済ませたいです。
初心者だとテントの設営に2時間くらい掛かる人もいますから、簡単に建てられるテントというのは使いやすいといえます。
タープがいらない
前室の壁を立ち上げるだけで、タープにすることができます。
長さが1mくらいの屋根になりますから、ソロキャンプであれば下で寛ぐことができるでしょう。
横幅も2m近くあるので、ものすごく広いです。
荷物などもタープ下に入れられますし、少しくらい雨が降っても問題ありません。
日差しや雨を防げるので、このテント一つあれば天候に関係なくキャンプを楽しむことができます。
別途でタープが必要ありませんから、それだけ設営も楽になります。
キャンプではタープの設営に最も時間がかかるので、それが無いというのは大幅な時間の節約になるわけです。
火の粉に強い
ポリコットン製のテントで、ポリエステル65%、コットン35%となります。
なので、少々の火の粉が当たったとしても、穴が空くことはありません。
私はキャンプ中に焚き火をしていてテントに穴が空いたことは何度もありますが、普通の化繊テントだと簡単にダメになるわけです。
このように火に強いというのは、焚き火が好きな人にとっては心強いですね。
前室が広い
テントをすべて締め切ると、前室のスペースが意外と広いです。
靴を置いても奥行きに余裕がありますし、横幅もあるので荷物を置くことができます。
壁が斜めになっているので料理をするのは厳しいですが、かなり広大なスペースがあるので有効活用できるでしょう。
左右にスペースがある
テントの左右の尖ったところに、大きなスペースがあります。
かなりの広さがあって、ソロキャンプの荷物であればすべて入りそうです。
前室や後室があるテントは多いですが、左右に部屋があるテントは珍しいですね。
先述した前室も含めると相当なスペースになりますし、荷物が多い人でも安心かなと思います。
ただ、インナーテントに入った状態では、左右のスペースに手が届きません。
テント内から物を取るのは難しいので、外に出るのは面倒かなと思います。
BUNDOK ソロベースの5つのデメリット
インナーテントが狭い
三角形になっており、天井が狭いです。
高さが1mくらいしかないですから、テント内で座ったときに頭が窮屈になります。
奥の方が斜面になっているのですが、垂れてくるので邪魔です。
かなり圧迫感がありますから、すごく窮屈になってしまいますね。
幅は190cmくらいあるので、大人が横になっても余裕があります。
私は身長178cmですが、足を伸ばしてゆっくり横になることができました。
座ると狭いですけども、横になると快適ですね。
スカートがない
テント下のスカートがないので、隙間風などが入ってきます。
インナーがフルメッシュですから、風が入るとすごく寒いです。
雨の日なども泥が跳ねてテント内に入りますから、こちらも注意が必要ですね。
左右のスペースに荷物があると、雨で汚れてしまうかもしれません。
冬は寒いですし夏は虫が入るので、気になる人は自分でブルーシートなどを切ってスカートを自作すると良いでしょう。
付属のロープとペグがしょぼい
テントにはありがちなのですが、最初から付属しているロープやペグは使い物になりません。
ロープはすごく細いので、強い風が吹くと切れる可能性があります。
ペグはペラペラのアルミ製ですから、硬い地面には刺さらないでしょう。
芝生などなら良いですが、砂利などでは使い物になりません。
ロープはパラコードなどを自分で買って交換したり、ペグは鍛造ペグを用意して置くといった対策が必要ですね。
重たい
重量が4.4kgもありますから、持ち運びは大変かなと思います。
ポリコットン製なので、どうしても重たくなるのはしかないですね。
普通のテントと比べると素材自体が重たいですから、重量が増えるのは避けられないです。
車のキャンプなら問題ないですが、バイクに積載する人は注意が必要かと思います。
後ろから出られない
出入り口が前にしか付いておらず、これは不便ですね。
前室内に荷物を置いていると出にくいですし、後ろにも出入り口があった方が良いかなと思います。
前後に入口があった方が通気性が上がりますから、いろいろと使いやすいです。
ただ、横を開けることができるので、前から出られないときは横から出ることもできますね。
以上、BUNDOK ソロベースを紹介しました。
メリットやデメリットをお伝えしましたが、全体的には素晴らしいテントですね。
Amazonでも大人気なのは、十分に納得できます。
とにかく見た目はカッコいいですし、タープ下のスペースも広いので、このテント一つあれば問題なくキャンプができるわけです。
見た目も使い勝手も、素晴らしいテントかなと思います。
軍幕を欲しいと思っているなら、持っておいて損はないですよ。
動画でも解説しているので、以下からもどうぞ!