こんにちは!
ソロキャンパーの”いがみ”(@earth_indoor)です。
今回は、キャプテンスタッグの中で最大のバーナー、M-8809を紹介します。
見ての通り、めちゃくちゃデカいですね。
土台がしっかりとしているので、ツーバーナーのサブとしても使うことができます。
料理にこだわりを持っている人であれば、かなりピッタリのバーナーだといえるでしょう。
ここでは、M-8809のメリットやデメリット、使い勝手などを紹介します。
M-8809のスペック
M-8809のスペックは、以下の通りです。
サイズ(展開時):幅380×奥行207×高さ232mm
サイズ(収納時):幅240x奥行207x高さ85mm
重量:940g
出力:3,000kcal/h
折り畳んでも高さが8.5cmなので、かなり大型だといえます。
専用のソフトケースがあり、すっぽりと収納することができきますね。
大型で持ち運びは不便ですが、重さが1kg以下なので見た目よりも軽いなという印象です。
M-8809の4つのメリット
安定性が高い
土台がしっかりとしており、全くグラグラしません。
大きめのダッジオーブンを置きましたが、ビクともしないですね。
鍋を置いたまま放置しても大丈夫ですから、長時間の煮込み料理などにも向いているでしょう。
普通のシングルバーナーにダッジオーブンを置くと、かなり心もとなくて不安です。
少しの衝撃で倒れそうですし、安心して使うことができません。
これだけしっかりしたシングルバーナーは少ないので、幅広い用途に使用することができると思います。
高さが丁度良い
脚が長いので、高さが24cmほどにもなります。
地面に直接置いたときに、丁度いい高さになるわけです。
普通のシングルバーナーをテーブルの上に置いたときと、ほぼ同じ高さなんですね。
テーブルを使わなくていいので、すごく楽だといえます。
また、テーブルを使わないということは、テーブルの上が空くということです。
なので、テーブルに食材を置いたりと、スペースに余裕ができます。
スペース問題はかなり重要で、バーナーでテーブルが埋まってしまうと、他の物を置くことができません。
そういった問題が解消されるのは、大きなメリットだといえます。
畳むとコンパクト
すごく大型の商品なのですが、折り畳むと意外とスリムになります。
登山などで使うのは大変だと思いますが、車でキャンプに行くときなどは思ったほど邪魔になりません。
普通のシングルバーナーよりは遥かに大きくても、大型商品の割にはコンパクトにまとまるんじゃないでしょうか。
分解できる
このバーナーは、かなり細かく分解できます。
五徳やバーナーヘッド、脚なども外すことができるわけです。、
すべてをバラバラに分解することができるため、洗う時などに便利となりますね。
料理をすると吹きこぼれたり、油が垂れたりして汚れますが、そんな時でもきれいに洗うことができます。
普通のシングルバーナーだと洗えませんから、この辺は便利な商品ですね。
M-8809の2つのデメリット
耐風性能
バーナーヘッドが外側にむき出しなので、横風が来た時にモロに影響を受けてしまいます。
なので、風には少し弱いかなという感じです。
シングルバーナーは風に弱いものばかりなので、ウインドシールドを使うのが一般的ですね。
ウインドシールドがあれば、少々の風があっても影響を受けません。
ただ、この商品の場合だと、脚が高すぎてウインドシールドが合わないです。
シールドの固定方法が難しいので、風がある日には工夫が必要でしょう。
なので、焚き火用の大型のシールドを使うなど、防風対策は少し手間がかかりそうです。
重たい
重量が940gもあるため、一般的なシングルバーナーの2~3倍くらいです。
なので、登山やツーリングなど軽量化が必要な場面には、あまり向いていないバーナーといえます。
畳めばコンパクトになりますが、1kgくらいの重さがあるので携帯性は良くないですね。
これをキャンプに持っていくのであれば、車があった方が良いでしょう。
M-8809とM-7901との比較
それでは、M-8809とM-7901の2つを比較してみようと思います。
M-7901ですが、キャプテンスタッグの中では大型のバーナーで、最高出力が3,000kcalとM-8809と同じです。
大きさに関しては、M-8809の方が圧倒的ですね。
ただ、中心のバーナーヘッドに関しては、M-7901の方が大きいです。
なので、料理に使うのであれば、M-7901の方が広範囲に炎が回るので向いているといえます。
重量に関しては、M-8809が940g、M-7901が410gなので2倍以上の差がありますね。
持ち運びに関しては、M-7901の方が優れているでしょう。
ケースには違いがあって、M-8809は巾着袋のようなケースですが、M-7901はしっかりしたソフトケースとなっています。
取っ手も付いているので、携帯性についてはM-7901の方が良いですね。
安定性については、M-8809は五徳がものすごく大きいので、どんな鍋を置いても安定すると思います。
M-7901も五徳は大きいのですが、比較すると全然違いますね。
ただ、M-7901の方もダッジオーブンくらいなら置けるので、普通に料理する分には不満は感じないかもしれません。
最高出力はどちらも3,000kcalなので、料理をする分には高火力で申し分ないでしょう。
携帯性を重視するならM-7901、安定感を求めるならM-8809で良いかなと思います。
M-8809の火力実験
500mlの水を何分で沸かせるのかといった実験をします。
やはり五徳が大きいので、鍋の安定感がすごいですね。
少し揺らしたくらいでは、まったくビクともしません。
2分20秒くらいで沸きました。
500mlを3分以内で沸かせるのであれば、かなり早い方だと思います。
大きな鍋で煮込み料理をするときなどに、すごく便利なバーナーといえるでしょう。
以上、M-8809の紹介をしました。
やはり安定感が最大の売りのバーナーなので、土台はがっしりとしていますね。
大型の鍋でも安心して使えますし、ファミリー層など大人数でのキャンプなどに向いているといえるでしょう。
もちろんソロキャンプでも使えますから、色々な場面で幅広く使うことができるバーナーです。
動画でも解説しているので、以下からもどうぞ!